最強の組み合わせの枠に入れない、aion rmtつまり優先度の低いクラスはパーティーにも入れず、ソロプレイ もできずという、悲惨な生活が続く結果となった。特に問題とされたのは「プリースト」と「ウォー
リアー」の2つのクラスだ。
まず「プリースト」は、「aion」のクラス群のなかでメインヒーラー役として位置付けられたクラスだ。
そして、サブヒーラー的な位置付けとして「エレメンタリスト」というクラスがいる。問題はサブヒー
ラー役の「エレメンタリスト」の方がメインヒーラー役「プリースト」より、ヒーラー役を有効にこな
せるということだった。
「プリースト」は1回のヒール量は多いものの、攻撃する敵を避ける回避系のスキルや、パーティーメン
バーの能力増加や敵の移動妨害といったサポート系のスキルが「エレメンタリスト」より劣っていた。
さらに純粋なヒーラーという役回りなので防御力も低い。「エレメンタリスト」の代わりに「プリースト
」を入れても、すぐ死亡してしまい、それがむしろパーティー全面の危機にもなり得るので、なるべく
「エレメンタリスト」を優先する傾向だった。
「ウォーリアー」は、回避スキルを中心にしたタンカー役とダメージディーラーとしてのアタッカー役
兼ね備えたハイブリッドクラスという設定だったが、タンカーとしての面ではシールドでガッチリ防御
する「ランサー」に、アタッカーとしての面では「バーサーカー」や「スレイヤー」といった攻撃特化
型のクラスに比べて劣っている。パーティーの組み合わせ上、「ウォーリアー」の役割は最も曖昧とい
う評価だったため、とにかくパーティーに入りにくかったのだ。