リネージュ2 RMTいずれにしてもこれしか手立てはない。外側に住んでいるものは、食料と必要なものだけ持って中央に集まるように。武器を配る
から使い方を覚えなさい。戦えないものは、子供と老人、病弱な者の世話にまわるように。エヴァ様が...そしてアインハザード
様が我々を見守ってくださるはずだ」アイリーンは村人のほとんどがヒューマンというのを察して、アインハザードの名前を付け加
えた。人々は一度解散したが、再び集まった時には人数がかなり減っていた。アイリーンたちを信じて戦うくらいなら、家の地下室
に隠れていた方がましだと判断した者が多かったからだ。アマンは宿にいる冒険家を探していた。バルカ シレノスが攻めてくるとい
ううさわが広まると、ほとんどの者が荷物をまとめて村から離れていった。アマンがちょうどソーサーラーとネクロマンサーのパー
ティーを説得していると、宿の扉が開いてダークエルフ二人が入って来た。前に見たことがある男と、目の不自由な少女だった。
アマンはぶっきらぼうに彼らの前に立った。プリキオスは何の用だと言いたげに目線をあげた。もうすぐ村にバルカ シレノスが攻め
てくる。我々に協力し共に戦ってくれる勇士を探しているんだがそれは、お気の毒だけどアマンはさっき話をつけたケンとバディ、プ
リキオスとエルカディアを引き連れアイリーンの待つ神殿へと向かった。アイリーンは神殿前の広場で若い猟師たちに、ソウル ショ
ットの使い方を教えていた。アイリーンはアマンを見ると横の兵士に教えていた人を任せて、彼に走りよった。