天道における国境とは,
「あってないようなもの」。ゲーム画面上では国境にラインが入っているのだが,そういった境を無視した集落単位での攻略が可能となっているのは本作ならではの要素だ。
もちろん,その国の本城を攻略すれば,その国に付属していた集落はすべて自分のものとなる。だが敵の軍備が揃っていないゲーム序盤や,自国がすでに強大な勢力を持っているならともかく,中盤以降は敵も城に兵士をたくさん擁しているため,攻め込む機会が減りがち。
以前なら,そういう場合には計略をしかけたり,家臣を引き抜いたりして弱体化を図るという方策を採らざるを得なかったのだが,今回は敵国の集落に攻め込 んで自分のものにできるようになったため,強大な敵国の国境にある集落を少しずつ占領して自国経済の発展を図りつつ,敵国経済の疲弊を狙うといった戦略が 可能になった。
城攻めも,こうなるといよいよ落城間近だ。最後まで寄せ手の士気を保てるかどうかが,勝敗の分かれ目となることも
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当然ながら敵も黙って集落を盗らせてはくれず,撃退のための軍勢を差し向けてきたりもするのだが,それを狙ってこちらの軍勢をぶつけてやれば,多大な損害の発生しやすい攻城戦を行う前に,野戦で敵兵力を大きく減殺できる機会が得られる。
従来作のように,「国同士の激突による日本の統一」という大きな単位での戦略に加え,集落村/地域単位のより細かな戦略を立てられるのが本作の大きな魅力の一つなのだ。
あまり募兵ばかりしていると,民の不満が高まり一揆が発生する。早いうちに鎮圧しないと,開発した村を失いかねない
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史上に名高い歴史上のイベントも再現されている。桶狭間イベントが起きると,今川家の戦力はがた落ちとなる
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アイオン RMT
リネージュ2 RMT