「クライアントに問題があるかスピードハックを使用…」
このような警告ログが流れ、最悪の場合にはログイン画面へ戻される。
Hanbit エイカオンライン運営チームは、このような症状を訴えるユーザーに対し、11/27付けのニュースでX-TrapでPCに再起動がかかる症状についてを掲載。調査が継続中であることを伝えると共に、テスターからの情報を求めた。
この症状は台湾版AIKAでも見られたもの。バグ=仕様と捉えたほうが良いと思われる。
その上でテスターとしては、何らかの回避策を採る必要がある。
エイカの操作性はやや悪い。スキルスロットのキーを押してからのレスポンスが遅いのだ。
さらに、オート攻撃機能をオンにしている際にスキルを挟むと、より顕著に、もたっとする。
この繰り返しが続くと、やがてスピードハック警告がシステムログとして流され、ついにはログイン画面へ戻されるのだ。
回避策としては、オート攻撃をオフにし、通常攻撃をマウスクリックでこなすことが最善な策となる。
スキルを発動させるタイミングでは、クリックをいったん中断する。スキルが完了したのちに再びマウスクリックに戻る。
オチてしまうと再挑戦となるインスタンスダンジョン(ID)では、特に気をつけておきたい。
一方、それでは面倒で指も痛くなるということで、通常フィールドでの狩りではオート攻撃を使用したいところだ。
例のログが流れたら、チャンネルを変えるかリログすることが、その解決策である。
ところで、oβ開始三日間において、BoTをあまり見かけない。
序盤がクエゲーであることはもちろん、このようなオート機能に対しての警戒が厳しいことも理由にあげられるだろう。
IDでのアイテムドロップもなかなか良く、仕様から対策を講じているタイトルといえる。
また、運営チームによるニュースリリースも迅速で、「そういうことなら仕方ない」や「今後に期待」といったユーザーの評価を得ようとする姿勢が見受けられる。
どんな大作や良作でも、仕様の調整や運営に欠陥が散見されると、たちまち駄作となる。
問題はあるものの不正対策を考慮した仕様を備え、運営チームによる時事的なニュースがあるエイカは、現在のところ「良作」だと断言できる。
課金アイテムのラインナップと金額設定にもよるが、今年最高のMMORPGとなる可能性は大である。