12月中旬にHanbitが日本での正式サービス開始を予定しているエイカオンラインは、11月12日から5日間にわたって実施されるcβテスターを募集中の段階だ。
ゲームの特徴としては、クライアントが軽くゲーム内の動作も軽快であることが長所であり、5ヶ国に分かれての戦争に同盟等の外交要素を加えた深みがウリだ。
様々な対人要素が特筆すべき点となるが、プランの育成やPTプレイ必須の仕様も押さえておかなければならない。
以上が日本でも知られている主な情報といっていいだろう。
すでにcβからoβ、正式の開始時期がスケジュールに組み込まれ、台湾や韓国での実績があることから、年内のサービス開始は現実のものとなるはずだ。
つまり、βテストはサーバーの負荷検証が主な目的となり、ゲームバランスの調整等が大幅なものになるとは考えにくい。
そこで当BLOGでは、台湾版AIKAへの潜入を試みた。
ゲーム内へログインすると、まずはキャラメイクを行なう。
プレイヤに与えられた選択肢は非常に限定的なもので、職による性別縛りがあり、ヘア?フェイススタイルの種類が指で数えられるほど。やりたい職業が決まっているのなら、ワンミニッツで通過できる。
簡単なオープニングムービーを見終わると、いよいよ冒険の始まりとなる。
目前のNPCからチュートリアルを受け、その隣のNPCからBuffをもらう。
漢字ばかりでクエスト内容は分からないが、MAPにMMOではお馴染みの「!」と「?」が現れ、クエストリストに対象のMob名やアイテム名が表示されるため、常識的な応用力があれば序盤でつまづくことはないだろう。
突飛なものはなく、基本的には猪や鼠などを狩っていくことでクエストクリアとなる。
ちなみに、さくさくとソロ狩りをしている間にも全体チャットで敵国PC情報のようなものが知らされる等、良い意味での緊張感を感じ取ることが出来た。
操作もまずまず快適なものだ。
キャラは軽快に動くし、WASD対応。初期設定ではQとEにヨコ移動が設定されているが、コンフィングで変更可能。Mobのリポップが早く、わりと狭い狩場もchを複数作ることでかなりのキャパシティを備えることになりそうだ。
スキルスロットは「1-8+Ctrl1-Ctrl8」の16枠と少ないが、スキルNPCのスキルリストを見る限りはこれで足りるのかもしれない。
一方、インベントリが初期15枠と手狭。追加でもう15枠使えるようになるものの、クエストアイテムや材料で余裕がある状態とはならず、ユーザーは課金かばんを用意しなくてはならないようだ。
職業の紹介は次回に譲る。
総じて、AIKAはクライアントが軽いながらもしっかりとしたグラフィックを備え、高い完成度を持ったタイトルといえる。
対人コンテンツの充実はかのAIONを軽く凌ぎ、要求スペックが低いことから多くのユーザーが参加しやすい点もストロングポイントだ。
現状ではMMORPGファンの認知度が高まってはいないが、プレイすれば及第点以上の満足感を与えてくれるタイトルになるはずだ。