FF11 RMT知名度があまり高くないかもしれないジョン
投稿日時:2013年09月02日FF11 RMTもう一人のクリスであるクリス・テイラー(Chris Taylor)氏については,PCゲーマーに説明の必要すらないかもしれない。RTSジャンルの黎明期に「Total Annihilation」をデザインし,その後Gas Powered Gamesを設立して「Dungeon Siege」シリーズなどを開発。現在は「World of Tanks」で知られるWargaming.net傘下のデベロッパとして,詳細は不明ながら新作の開発を進めている。
パネルの4人の中では,知名度があまり高くないかもしれないジョン・メイヴォー(Jon Mavor)氏は,テイラー氏の片腕として,主にゲームエンジン開発を受け持ってきたプログラマーだ。2008年に独立して,インディーズゲームの開発チームUber Entertainmentを設立し,「Super Monday Night Combat」で高い評価を得た。
始まったパネルディスカッションは,PCゲームの歴史に名を残す上記の有名人達が「PCゲームはこんなにスゴい!」という賞賛を繰り返すという,ある意味,予想どおりだったが面白いものになった。コンシューマ機専用タイトルが大ヒットしたり,新型コンシューマ機が発表されて話題になったりするたび,「PCゲームは死んだ」と言われてカチンときていたPCゲーマーも少なくないはずだが,このディスカッションでは,そうした鬱憤を晴らすような発言が続き,そのたびに笑いや拍手が巻き起こるという,なんとも賑やかな雰囲気で推移したのだ。
なにしろ,ディスカッション開始前に「DOOM」のテーマが流れ,全員が起立してそれを拝聴するという“PCゲーム至上主義者”の集まりだっただけに,当然かもしれない。