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RMTレッドストーン RMT

REDSTONE RMT難しかったりすることもほとんどなく楽しめた
投稿日時:2013年08月26日
REDSTONE RMTさて,ここまでは駆け足で世界観やシステムの魅力を紹介してきたが,プレイしてみてこれらの魅力がしっかり楽しめる作りになっているのかどうかが,気になるところだろう。実際に筆者がプレイしてみたところ,想像以上に各要素がうまく連携しており,わずらわしかったり,難しかったりすることもほとんどなく楽しめた。
まず驚いたのが,ストーリーを追体験しつつ各ステージを「AP」を消費しながら進んでいく「ミッション」の画面。横スクロールで突き進む主人公の行く手を遮るように,モンスターが登場し,それを倒していくのだが,各所が細かにアニメーションで動いており,見ていて楽しい。その半面,画面をタップするだけで敵を倒していくというお手軽操作で,何も悩まず映画の戦闘シーンのような雰囲気を楽しむことができた。
さらにこのミッション中には,各種カードや,強力なモンスターカードを手に入れられる「聖宝」を拾うことができるほか,味方陣営のプレイヤーと出会ってフレンド申請ができたり,敵陣営のプレイヤーには個別バトルを挑んだりできる。
ほかのモードなどを選ばなくても,ミッションを進めているだけでさまざまな要素が楽しめるため非常に遊びやすく,それでいて適度なタイミングで刺激が入ってくるため,飽きが来ない。時間と共に回復する消費パラメーターも,ミッションに使うAPと,個別バトルやギルドバトルに使う「BP」の二種類のみで,管理がとても楽だ。
こうして普段は手軽に楽しめる本作だが,その分ギルドバトルの奥深さは想像以上で,大いにのめり込んでしまった。その秘密は,初心者から熟練者まですべてのメンバーが勝利の鍵となれる,個々の能力より連携を重視した戦闘システムにある。
ギルドへはミッション1をクリアした時点で,自分で選ばずとも自動で所属できる。筆者は何も考えず自動所属を選んだあとで「まだ弱いからギルドに迷惑かかるんじゃ?」などと焦ったが,自分のチームが弱くとも敵から攻撃されない後衛で戦えるので,同じ陣営のプレイヤーの足をひどく引っ張ることがなかったのは,安心できたポイントだ。
さらに後衛は,回復用のCUREの使用回数が,前衛が最大3回なのに対して最大5回と多めなので,カードがさほどそろっていない状態でも十分貢献できた。