アイオン RMT追い詰められたときの新たな選択肢として活躍することだろう
投稿日時:2013年08月19日アイオン RMTシャドウタイプ以外のゲームシステムの新要素についても,いくつか紹介しておこう。
まずコマンド入力なしでスキル(SPスキル含む)が発動できる「Sホールドシステム」が新たに追加された。これは[A]ボタンを一定時間押し続けることで,画面に特殊なゲージが出現し,その後ボタンを離すことでスキルが発動する,というもの。ボタンを押す時間が長いほど強力なスキルを使用できる仕組みで,一見すると初心者向けのシステムのように思える。しかしSホールドシステムによってくり出されたスキルは,通常よりも無敵時間が長くなるなど,性能面での違いもあるようで,キャラクターによっては中級者以上が活用するケースが出てくるかもしれない。
Sホールドシステムのほかにも「ガードキャンセルクイックエスケープ」という新システムが用意されている。これはSPゲージを50%消費することで,文字通りクイックエスケープ(いわゆる緊急回避)をガードキャンセルから繰り出せるというもの。追い詰められたときの新たな選択肢として活躍することだろう。
既存システムの中では,大きく変わったミニジャンプに注目だ。今作では,なんと通常技をキャンセルしてミニジャンプを行えるようになっている。さらに動作後,空中攻撃を繰り出せるタイミングも早くなっていたため,攻守の両面で活用することになりそうだ。
またSPスキルへのスキルブーストが可能になったのも大きな変更点だ。コマンド入力後,対応したボタンを2つ同時に押すことで発動できる。SPゲージを75消費するものの,その分高性能になったSPスキルを繰り出せる。
そのほか細かい部分では,「特定の技へのカウンターヒットが,強制フェイタルカウンターに」「D版ボコスカフィニッシュが,スキルでキャンセル可能」「クイックエスケープ動作開始直後に飛び道具無敵」「バックステップ中,一部の空中スキルが発動可能」といった変更点が確認されている。
とくに1つめのフェイタルカウンター関連はかなり大きく,とくに強力な切り返し技に対して設定されていることが多いようだ。実際に今回のロケテストでも,例えば千枝の逆ギレアクションなどで,強制フェイタルカウンターが発生しているシーンを度々見かけることとなった。試合を一気に決めてしまいかねないフェイタルカウンターなので,逆ギレアクションは,これまで以上に慎重に使っていく必要がありそうだ。