レッドストーン RMTもともとブリスティアのコンテンツは
投稿日時:2013年07月22日レッドストーン RMTハンビットユビキタスエンターテインメントは,同社が運営するオンラインRPG「グラナド・エスパダ」の「ブリスティア完成記念披露会」で,オーケストラや声優のド派手なシナリオショーと共に大規模アップデートの実装を発表した(関連記事)。
そこで発表されたのは,大幅な報酬調整や,運営体制の刷新,課金アイテムの値下げ,ほかにも,今までの感謝を込めて遊んでくれたプレイヤーに対しての実装記念のリアルグッズプレゼントなど,今回のアップデートに並々ならぬ力を注いでいることが分かる。ここでは,アップデート内容を整理してGEの今後の展開を読み解いてみたい。
ちなみに,現在プレイしていなくても,過去に遊んでいた人もとくに条件はなくグッズがもらえるようなので,まだ申し込んでいない人は公式サイトから応募しておこう。
これらの実装・調整が入った理由を考えてみよう。もともとブリスティアのコンテンツは,グラナド・エスパダの舞台が旧大陸に移ることを機にゲームをよりアクティブなものに変えようと,さまざまな試みが導入されたものだった。テーマとして挙げられていた“躍動感”はほぼ実現されていたと言っていいだろう。グラフィックスデザイン,シナリオ,音楽,ゲームシステムなど,あらゆる部分で非常に力の入ったものとなった。
しかし,プレイヤーの支持は得られなかった。ブリスティアを構成する各要素については高く評価する人も多い半面,ゲーム性についてはあまり評価されてなかったのが実情だ。
では,ゲームバランスがおかしくなってしまったのはなぜか?
もちろん,開発側はプレイヤーを楽しませるために「ブリスティア」のコンテンツを制作していったのだが,結果として“プレイヤーが日々のプレイでどう感じるか”の想定が甘くなり,開発側とプレイヤーの間にズレが生じてしまったのだというのが運営プロデューサーの中尾圭吾氏の考えだ。
こうした状況を打開すべく,ブリスティアコンテンツをはじめ各種ミッション報酬の上方修正などで,ゲームプレイへのモチベーションを維持させるような大きなバランス修正が行われている。まずは,ブリスティアコンテンツから見てみよう