アトランティカ RMTぱっと見の印象は「よくある安価な右手用
投稿日時:2013年07月15日アトランティカ RMTAnker(アンカー)というブランドをご存じだろうか? 正直に述べると,筆者は今回,担当編集からその名を聞くまでまったく知らなかったのだが,自分自身の勉強も兼ねて調べてみると,Googleに勤めていた人達が数人集まり,2008年に創業した企業,Ocean Wing E-commerceが展開するブランドだった。
拠点は中国と米国の2か所。最近は日本にも事務所を開き,キーボードやモバイルバッテリーなど,主にスマートフォンやタブレット端末向けの周辺機器をAmazon.co.jp経由で販売している。社是は,「ユーザーの生活を便利・快適にする,信頼できる製品を,安価に提供する」ことだそうである。
船を停船させるときに使う錨(いかり)がブランド名の由来となっているAnker。それだけに,Anker Laser Mouseの天板部には錨を模したブランドロゴマークが置かれているのだが,それを除くと,ぱっと見の印象は「よくある安価な右手用ゲーマー向けマウス」といったところだ。
そのサイズは実測で
ケーブルは布巻きタイプで,太さは実測約4mm。少々硬めな印象を受けたが,筆者のテスト環境だと,2週間ほど使っているうちに慣れた Anker
重量はケーブル込みで約141g。詳細は後述するが,ケーブルはマウス本体内部のメイン基板にハンダ付けされているため,今回,ケーブルを完全に取り外した状態での重量計測は行っていない。ただ,ケーブルを重量計からどかせた状態での参考値は103~106g程度だったので,見た目の割に,相当軽めだとは言えるだろう。
ちなみに本体底面には,新興ブランドのゲーマー向けマウスではお約束の重量調整機構が用意されていた。あまり立て付けのよくない蓋を外すと,1個2.5g重の錘(おもり)を最大8個取り付けられることも分かる。蓋の重量は約1gなので,これを外せば約1gの軽量化を実現できるが,錘を取り付けるスロット部のクッション材は本体に接着されているため,基本的にクッションの取り外しは不可能だと考えておいていい。