ドラクエ10 RMT敵の数があまりに多くて不利だとみれば無駄死
投稿日時:2013年07月08日ドラクエ10 RMTTier 1から登場するが,本領を発揮するのはTier 4以上。
重戦車ほどの火力や装甲厚はないが,重戦車をはるかに上回る速度を持つ。もちろん,軽戦車よりは遅いが,軽戦車のように「当たったら終了」めいた脆さはないし,攻撃してもまったくダメージを与えられないという心配もない。
戦場におけるオールマイティなプレイヤーであり,目の前の戦局が自軍に有利だとみれば,不利な状況に陥っている場所に転進したり,敵の数があまりに多くて不利だとみれば無駄死にを避けて逃げ出して友軍と合流したり,味方の自走砲を狙う軽戦車を撃退したりと,できることが非常に多い。
もちろんこれは器用貧乏の裏返しでもあり,一歩間違えると「重戦車ほどの打撃力も耐久力もなく,軽戦車のような敏捷性もない」という空気のような存在になってしまう。攻撃力もそこまで高くないので,重戦車の正面装甲は貫徹できないと思って行動しなくてはならない。
マップをよく覚えて安全に敵戦車の側面を確保したり,正面から攻撃する場合でも敵戦車の弱点を狙ったりなど,プレイヤーの知識や経験が求められるのが中戦車だ。
Tier 1の戦車は,基本的に軽戦車だ。
貧弱な攻撃力,薄い装甲,ただし目を見張る敏捷性を備えた軽戦車。攻撃されるときわめて脆く,攻撃しても格上相手にはほとんどダメージを与えられない。低Tier戦では相手も軽戦車なので十分に砲撃戦になるが,Tier 4が登場する戦場あたりからは軽戦車の攻撃力に過度な期待を持つのは禁物だ。
では何をするのか。WoTでは自軍の誰の視界にも入っていない敵は,見えないものとして,ミニマップにも表示されない。逆に,誰かが敵を見てさえいれば,その位置情報は自軍が共有する情報となる――共有できるのは通信機の有効範囲にいる友軍のみだが。
軽戦車は車体が小さく,マップに茂みがある場合はそこに完全に隠れてしまえる。こうして静止している軽戦車は,自分から攻撃を仕掛けない限り,なかなか発見されない。この状態で敵軍を視界に納めておけば,その情報は自軍で共有され,敵本隊は味方本隊がまったく見えないのに,味方本隊は軽戦車の偵察情報をもとに敵の位置を把握して一方的に攻撃する,という状況が発生する。
また,最大射程を誇る自走砲は軽戦車の武装でも簡単に撃破できるので,その速度を活かして敵軍深くに潜り込み,自走砲を破壊するのも軽戦車の醍醐味だ。チームの目として活躍する軽戦車は,勝負の行方を変えることもしばしばある。
なお特定の軽戦車は,Tier 4なのにTier 8のマッチに放り込まれたりすることもある。軽戦車にとってはかすっただけでも即死クラスの火力が飛び交う戦場だが,そんな中にあってなお,偵察が勝負を分けることは珍しくない。