OnNetの新作ブラウザゲーム「
DQ10 RMT」は,5月22日から29日までクローズドβテストを実施している。
本作は,自軍の領地にさまざまな施設を建築して資源を入手,その資源を使って自分だけの軍団を作って戦わせる戦略バトルゲームだ。領地を少しずつ発展させながら,軍団を構成する“英雄”を収集して育成する。一見すると“村ゲー”タイプのタイトルなのだが,カードゲームの要素が色濃く,英雄同士の“絆”によって戦闘力が変わるなど,本作ならではのシステムも数多い。つまり,普通の村ゲーのようだが,村ゲー要素はそれほど強くない。戦闘はありがちなカードゲームのようだが,戦略要素が結構強いという,ちょっと変わったタイトルなのだ。
今回は今後始まるオープンβテストに備えて,テストプレイで得た情報をまとめて紹介していこう。基本システムから解説していくので,これから始める際の手引きとして読んでもらいたい。
DQ10 RMTでは,領地の整備,英雄の育成/強化,バトルの三つの要素が柱となる。
領地は箱庭式となっており,生産施設や軍事施設などさまざまな施設を建築して育成していくタイプだ。施設をグレードアップする効果が増加していくだけでなく,グラフィックスも変化する。アニメーション効果もあって,少しずつ領地が育っていくのを見るのは満足感がある。
領地育成のベースとなるのは,中心にある「村会館」だ。村会館のレベルが各施設のレベル上限となっているので,常に先行してレベルを上げることになるだろう。
領地の役目は軍団運用に必要な資源を集めること。資源には食料/鉱石/マナストーンと,生産施設を建築するために必要な金貨がある。それぞれに対応した生産施設があるが,資源の運用を考えると金貨を優先して増やしていくのが理想だろうか。
生産施設以外にも,正規軍を編成するための「集兵所」や,後述する“狩場”に移動できる「ポータル」,内政や軍事面の効率化を図れる「研究所」などの施設が存在しているので,生産量が安定してきたら積極的にグレードアップしていこう。