BlueTears RMT新卒者約2000人のうち、実際に就職できるのは「数百人程度」という。 中国政府は技術者養成のため、原発関連の専修課程を持つ大学を00年の6大学から11年には44大学へと急増させた。 さらに、東京電力・福島第一原発事故を受けて、中国政府も安全管理を強化する方針であり、人材養成はこの面でも急務だ。 記者が参観した授業は1年生のフランス語の授業。仏側がカリキュラムを作り、教師も派遣。 中国は原発を高度経済成長維持のための主要エネルギーと見なし、現在稼働の14基のほか、2020年までに計約60基を新設する計画で、目下、約30基が建設中。授業のほとんどが仏語で行われる。2年前に中仏両国間で調印式が行われた際には温家宝首相が出席し、政府の抱く期待の大きさを印象づけた
中国政府は大学に専修課程を相次いで新設しているが、教授陣や設備が万全とは言い難い。ただ、陳教授は「教師の質や設備に問題がある大学があり、高度な知識は身に着かない」と指摘。同省深セン出身の男子学生(19)は「仏語は難しいが、ここでは最先端の知識が学べる。学生定員数は各学年100人で、修了まで6年間かかり、BlueTears RMTフランスの認定する「原発技師」の受験資格を獲得する。頑張りたい」と話した。中仏核工学技術学院の授業でフランス語を学ぶ学生たち(中国広東省珠海で)=槙野健撮影 世界で建設中の原子力発電所の4割が集中する中国で、原発技術者の養成が緊急課題になっている。 同学院は名門・中山大学のキャンパスで今年9月に開院式を行った。(2011年11月30日10時50分 デイリー新聞)
学生約20人が仏人教師に続き、発音練習を繰り返していた。原発事情に詳しい陳少敏・清華大学教授は、新設計画を巡り、「20年までに新たに約1万7000人の原発技術者が必要になる」と言う。こうした中、RMT中国の原発計画の多くに参画しているフランスの全面協力を受けて新設された広東省珠海の「中仏核工学技術学院」の成否に注目が集まっている