アラド RMTしかし、自公政権が2000年度からの3年間、物価下落にもかかわらず、減額を見送ったため、現在の年金額は本来より2.5%分高くなっている
過去の物価下落時に年金が特例で据え置かれ、本来より高い額が払われている問題で、民主党の年金作業チームは29日、年金を減額して本来の水準に戻すべきだとの意見をまとめた
年金は毎年度、物価の変動に応じて支給額が増減調整されている
1%の場合、国民年金(満額で月約6.6万円)の人で月約660円、厚生年金(専業主婦がいる標準世帯で月約23万円)の世帯で月約2300円の減額になる計算だ
政府の行政刷新会議は23日、アラド RMT来年度から「払いすぎ」を解消するよう提言
可決されると、来年度の年金は、今年の物価下落に伴う減額分に加え、さらに下がる
政府側も来年度からの減額に前向きで、関連法案が来年の通常国会に提出される公算が大きくなった
また、党内では、特例解消の期間を5年に延ばし、毎年度の減額幅を縮める案も出ている
厚労省は、毎年0.8~0.9%ずつ減額して3年かけて解消する案を検討しており、今年の物価下落分(0.2~0.3%程度の見込み)を加えると、来年度の減額幅は1%程度になる可能性がある
RMT小宮山洋子厚生労働相も前向きな姿勢を示す