信長の野望 RMT坂田代表から署名簿を受け取る小玉議員(左)　宮崎県日南市議会の小玉弘明議員(50)が道路交通法違反(酒気帯び運転)で摘発された問題で、市民有志らでつくる市民会議は28日、議員辞職を求める約1万5000人の署名を小玉議員に手渡した。　この日が初日となる定例市議会の開会前、市民会議の坂田武人代表(73)が、市役所を訪れた小玉議員に署名簿を手渡した。　　　　　　　　　　◇。　市議会はこの日、二度目となる小玉議員の辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。　市議会は28日、定例会の日程を12月16日までの19日間と決め、市は3億4200万円を増額する一般会計補正予算案など24議案を提案した。　市民会議は10月28日に発足。　一方、9月定例会で小玉議員への辞職勧告決議を全会一致で可決した市議会は「辞職勧告の決議後も議員活動を続けるのは、市民の理解を得られない」として、再び辞職勧告決議案を議員提案し、小玉議員と別の1人を除く賛成多数で可決した。小玉議員は「頑張れと言ってくれる支持者の声も増えている」などと答え、議員を続ける意向を示した。　小玉議員は8月26日、市内の飲食店で飲酒後、酒気を帯びた状態で軽ワゴン車を運転した疑いで摘発され、日南区検が略式起訴した。(2011年11月29日11時01分 デイリー新聞)。　坂田代表は「署名の重みをどう受け止めるかは本人の問題だが、飲酒運転撲滅の意識は高まっている」とし、小玉議員の辞職を求めた

　　また、市自治会連合会が小玉議員に辞職しない理由について尋ねた質問状について、「支持者らの声に応えるため、議員辞職をしない気持ちでいます」などと回答する文書が28日、同連合会の事務局に届いた。RMT「辞職しないのは大多数の市民への背信行為」と訴え、20歳以上の市内在住者に署名を呼びかけた。(木崎俊勝)。しかし、小玉議員は「真摯に受け止めるが、議員としてできることを検討したい」とし、改めて辞職しない意向を示した。一般質問は6～9日。日南簡裁が10月28日、罰金30万円の略式命令を出した。街頭署名や市自治会連合会などの協力を得て、今月27日までに目標の6000人を大きく上回る1万5561人分を集めた