リネージュ2 RMT談志さんは1960年代に若手落語家の交流で大阪・道頓堀角座(当時)で口演するなど、上方落語界とも深い関わりがあった。

　　「六代目桂文枝」の襲名について談志さんだけに相談した桂三枝さんは大阪・ミナミの吉本興業本社で取材に応じ、「(来年7月の)襲名の口上に並んでいただくことができなくなり残念でなりません。うそだと思いたい」と涙を流した。

　　学生時代からの憧れで「談志師匠に褒めてもらいたくて頑張ってきた」という。初めて認められたのは83年秋、後に代表作となる創作落語「ゴルフ夜明け前」を、東京で演じた時で、「『君の創作落語は今までは池に石を放ってできる波紋だったが、リネージュ2 RMTやっと流れになってきた』と言っていただいた」。

　　談志さんは以前から大阪・天満天神繁昌亭の舞台に立ちたいと話していて、昨年11月、三枝さんらが口演する落語会へのゲスト出演でようやく実現した。直接会ったのはそれが最後で、「出てもらえて本当によかった」と振り返った。