2011年11月3日開始のクローズドβテストに向けて,10月23日までテスターを募集中のオンラインアクションRPG「
マビノギ英雄伝 RMT」。同テストでは,「リシタ」「フィオナ」の2名がプレイヤーキャラクターとして選択できることが明らかにされている。
キャラクターが固定されたタイプのタイトルというと,キャラメイクがあまり自由にできないことも多いが,本作はどこまで外見をいじくりまわせるのだろう
か。今回は運営元のネクソンにお邪魔して,クローズドβテスト時に変更できるキャラメイクの項目を細かくチェックしてきたので,お伝えしよう。
なお,後半には男女ともに肌色多めのちょっぴり刺激的な画像が掲載されているので,その点はご了承いただきたい。
キャラメイクは,ファーストインプレッションで触れたとおり,ゲーム開始後のチュートリアルステージをクリアした後に行うこととなる。変更できる項目は
- 身長
- 胸の大きさ(フィオナのみ)
- 髪型
- 髪の色(髪飾りなどを着けた髪型の場合,その色も変更可)
- 肌の色
- 肌の艶
- 目の色
- 眉の色と形
となっている。最近の3DMMORPGと比べると,輪郭などの設定がないぶん,とことんこだわった設定ができる……とまではいかないものの,髪型や眉の選択によって,外見の印象はずいぶん変わってくる。
基本的に,どの項目も自分の好みに応じて選択すればいいと思うが,身長に限ってはキャラクターの戦闘能力が少しだけ変化するので,こだわりたい人は注意
が必要かもしれない。具体的には,身長が高いと若干攻撃範囲が広くなる代わりに,攻撃速度が少し遅くなり,かつ敵の攻撃にも当たりやすくなってしまう,と
いう感じだ。
また,画面の左側にあるメニューでは,キャラクターの視線や表情,ポーズ,衣装などを変更できる。各項目を変更する様子をムービーに収めてきたので,キャラメイクが気になる人はぜひ確認してみてほしい。
マビノギ英雄伝 RMT左が一番身長の低い状態,右が一番高い状態だ
マビノギ英雄伝 RMT村の中にある店でキャラクターの外見が変更できる。店員はなぜか猫
さて,以上がクローズドβテストで設定できる内容になるのだが,正式サービスがすでに開始されている韓国や北米では,課金アイテムとして,より多くの髪
型や髪の色に加えて,化粧,タトゥー,インナーアーマーなどが用意されており,さらにキャラメイクをこだわれるようになっていたりする。
今のところ,日本でどういった形で実装されるかは決定していないそうだが,せっかくなので韓国版クライアントに実装されている要素も撮影してみた。以下は,今後日本でも実装されるかもしれない要素として見てもらえると幸いだ。
韓国版クライアントの髪型の種類は,課金アイテムを含めるとかなり豊富に用意されていた
化粧で目元をくっきりさせると,かなり印象が変わる
顔や体にタトゥーを入れられる
設定できる項目が豊富になるだけあって,やはりクローズドβテストのキャラメイクより,自分好みの外見のキャラクターを作りやすい。中でも,インナー
アーマーの作り込みは特筆に値する。アーマー……というより,もはや下着なのだが,種類が豊富なうえ,カラーの変更機能もしっかり用意されており,なぜこ
んなところにこれほど力が入れられているのか疑問に思えるほどだ。
かなりきわどいインナーアーマーもある。個人的には非常に嬉しい
マビノギ英雄伝 RMT下着の自由度が高いとなると,女性キャラクターのフィオナのキャラメイクが楽しくなりそうに思えるかもしれないが,筆者はむしろ,リシタの下着姿の作り込みに度肝を抜かれた。
だって皆さん,このグラフィックスクオリティのオンラインゲームで,体毛まできっちり描かれた下着姿のマッチョマンなんて,見たことありますか? 少なくとも,筆者はない。
ちなみに,リシタに関していうと,髭やしわなどの設定も変更できるので,イケメン戦士や冴えないオッサンから,歴戦の老戦士まで,かなり幅広いイメージのキャラクターを作れた。
以上のようにマビノギ英雄伝は,選択できるキャラクターは固定ながら,キャラメイクの自由度は,予想以上に高めに感じる。
日本でも,正式サービス後に外見変更系のアイテムを徐々に増やしていくとのことなので,「自分好みのキャラクターを作れない」といった心配はしなくても済みそうだ
RMT。