ネクソンは本日(2011年10月1日),オンラインアクション「
マビノギ英雄伝 RMT」の先行体験会を東京・蔵前にて実施した。
本体験会は,抽選で選ばれた参加者それぞれに1台ずつPCが用意され,最新の日本語版クライアントを使って
マビノギ英雄伝 RMTをプレイできるというもの。当選者数は合計でわずか100名とかなり限られていたが,期待作を一足先に遊べる貴重な機会となった。
体験会はまず,ネクソンのマーケティングチーム 佐野康行氏と,ゲーム運用チームの杉本誉幸氏の挨拶から始まった。2人は,本作がサービス中のMMORPG「マビノギ」よりはるか昔の時代を舞台にしたMOアクションであることを述べたうえで,プレイヤーキャラクターとなる「リシタ」「フィオナ」「イヴィ」や,登場するモンスター,マップなどを紹介。アクションゲームとしての楽しさや,作りこまれたグラフィックスを体験してほしいと話していた。
一通りの紹介が終わると,「NEXONの公約」と書かれた資料が公開された。その内容は,
- コンテンツが不足しないよう,月1回のアップデートを継続的に実施していく
- 2次パスワードやワンタイムパスワードの導入により,セキュリティ面を一層強化していく
ということを,プレイヤーに約束するものだ。続いて,クローズドβテストが11月3日に開始されるということが発表された。テスターの募集時期は公開されなかったが,おそらく,10月中旬頃にはアナウンスがあるものと思われる。
そして軽く本作の操作方法が説明された後,いよいよ体験プレイの時間となった。今回操作できたのは,二刀流の攻撃特化型キャラクターであるリシタと,攻
撃と防御のバランスがとれたフィオナの2人のみ。魔法が使えるイヴィを選べなかったのは,ちょっと残念だった。ちなみに筆者の見たところ,リシタを選んだ
参加者は6割ぐらいだった気がする。なんとなく女性キャラクターに人気が集まると思っていただけに,ちょっと意外だった。
体験プレイでは,まずは操作に慣れるために簡単なクエストをやってみましょうということで,4人パーティを組んで,獣人タイプのモンスターが大量に出現
するクエストに挑むこととなった。どのパーティも,通常攻撃とスマッシュを組み合わせたコンボや,「掴み」アクションによる攻撃などを使って,存分にモン
スターを撃退していたようだ。個人的に興味深かったのは,とにかく落ちているオブジェクトを拾って,いろいろ試している人が多かったこと。筆者もプレイレポートの執筆にあたって本作に初めて触ったとき,まったく同じことをしていたので,なんだか共感してしまった。
クエストの様子。クエスト中は装備の付け替えができないのだが,筆者はそれを知らぬままに,おかしな格好で出撃してしまった |
筆者の参加していたパーティは,装備を脱がせて大盛り上がり。男女問わず妙にリアルに作りこまれているのを見て,メンバー全員で爆笑していた |
ある程度操作を覚えたところで,次はボスモンスターが登場する少し難しめのクエストにも挑戦できた。クエストの目標は,巨大なハンマーを振り回す獣人
「ノールチーフテン」を討伐することなのだが,ボスのハンマー攻撃は,広い範囲と高い攻撃力を持っており,どのプレイヤーもかなり苦戦していたようだ。
ただ,初プレイながら,なかには倒された仲間をしっかり蘇生したり,適時ポーションを使って体力を回復したりと,うまく立ち回る人も見られ,最終的には多くのパーティが撃破に成功していたようだった。
その後は,また違ったクエストを遊んでみたり,町中を探索してみたりしつつ,約1時間の体験プレイは終了。この体験会は,本日3回に分けて開催され,参加者は各自,今日の感想や要望などをアンケート用紙に記入して解散という流れになった。
マビノギ英雄伝 RMT体験会終了後,杉本氏は「今回はクエストを中心にお届けしましたが,クローズドβテストでは,クエスト以外にもストーリーやムービーを楽しめるようにな
ります。現在,テスト開始に向けて全力で準備を進めていますので,今回,体験会に参加できなかった人は,ぜひクローズドβテスターに応募してください!」
と話していた。先述のとおり,クローズドβテストは11月3日に開始される予定なので,続報を楽しみに待つとしよう
RMT。