4Gamerでも過去に一度概要をお伝えしているが,
argo rmt本作の最大の特徴は,その戦闘システムにある。今回のG★2009では,
本作の開発ディレクターであるSong,qwu Lim氏に話を伺う機会を得たので,まずはその戦闘システムを中心に,本作の
魅力をお伝えしていこう。
本作は,はるか未来の地球を舞台に,「アースドゥーム」という資源を巡って相争う「Noblian」と「Floresslah」とい
う二つの種族の闘争を描いたMMORPGだ。戦闘システム以外にも本作の特徴はいくつかあるのだが,それは後の詳報に譲り
たい。本作はMMORPGでありながら,RTS(リアルタイムストラテジー)の要素が取り入れられており,これにはアースド
ゥームが深く関わってくる。
Song氏の言葉によれば,本作における「ユニット」の存在と,「資源管理」の要素が,本作のRTS部分にあたる。ユニッ
トとは,プレイヤーの代わりに戦闘や防御,索敵から採掘まで,さまざまな役割をこなすトークンのことであり,戦闘は
プレイヤーがユニットに指示を出すことで進行する。RTSではユニットにさまざまな命令を下せるように,本作でも多様な
命令を出すことが可能だ。例えば専守防衛で攻撃に対して反撃を加えたり,索敵ユニットが見つけた敵に対して攻撃を行
ったりなど,戦略に応じた命令を与えられるらしい。
またプレイヤーキャラクター自身も戦闘に参加可能で,通常のMMORPGと同じように戦うことができる。RTSでいえば,さ
ながらヒーローユニットのようなものだろう。なお,戦闘以外の諸要素についても,追って詳しいレポートをお届けする
予定だ。また,発表会で流されていたムービーを掲載するので,併せて参考にしてほしい。気になる日本でのサービスに
ついては,なんと「2010年の夏頃に期待してほしい」とのこと。これは案外早く遊べる日が来るかも? 「VALIANT」と共
に,mGameの今後の動きに注目しておこう。