透過マップやクエスト目標の表示機能など,argo rmt序盤の冒険の中心となるクエスト周りのシ, かなり親切な作りになっている。これであればストレスを感じることなく,誰もが本作の世界の
中にどっぷりと浸り込むことができそうだ。
さらに楽しみなのは,今回のテストプレイでは体験できなかった“対人戦の部分”や“リアルタ
イムストラテジー部分”だ。対人戦は“種族間の壮絶な戦いを描く”という本作のテーマに繋が
る部分であり,当然力が入っているはずだ。また本作ならではの要素である“リアルタイムスト
ラテジー部分”にも期待したい。次にプレイする機会があったら,そういったところをぜひ見て
いきたい。ゲームを少し進めるとバックパック(フローレスラだと「バケット」)というアイテ
ムが手に入る。バックパック使用中は,ダッシュに加えて2段ジャンプも可能だ。かなり高く跳
び上がれるので気持ちがいい。屋根の上など高い位置に隠されたアイテムを取ることもできる。
走りながらジャンプをすれば,ちょっとした柵などは飛び越えられる。“ジャンプはできるのに,
見えない壁に阻まれて,柵は越えられない”みたいなゲームもある中,こういった部分の作りこ
みはとても好印象。
本作には,マウスで照準を動かして狙いをつける“TPSモード”もある。だがそもそも戦闘バラン
スが殴り殴られ(撃ち撃たれ)を繰り返すMMORPG的ものなので,ソロプレイではあまり有効では
ないのかも。ただし,この部分はパーティプレイや対人戦において,違ってくる可能性もある。