「TARTAROS-タルタロス-」の大きな特徴といえば,個性的な9人のプレイヤーキャラクターの存在である。各キャラクターの能力がそれぞれ特徴付けられている一方,いわゆる“転職”にあたるシステムがないため,育成の自由度は限られていた。だが,今回実装される“フェーズシステム”によって,タルタロスにおけるキャラクターの育成やプレイスタイルの幅が大きく広がるのだ。
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現在セット中のフェーズは,画面右下,郵便箱の左隣に表示される。以下,画面はローカライズ途中のものなので,表示されている名称は最終的なものとは異なるので注意
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タルタロスのフェーズシステムが一般的な転職システムと一線を画しているのは,プレイヤーの手によって“フェーズ”(キャラクターの能力タイプ)を随時切り替え可能だという点だ。この特徴が出てくるのは,残念ながら今回のLv35フェーズが実装された時点ではなく,今後予定されているLv50/60以降のフェーズが開放された時点となる。しばらくお預けとなるが,重要な概念なのでしっかり把握しておいてほしい。
例えば,ソーマはLv35の段階で「近接型」と「遠距離型」の2通りのフェーズを選択可能となるが,ここで「近接型」を選択した場合,通常の転職システムであれば以降はずっと「近接型」のソーマを育成していくこととなる。しかし,フェーズシステムの場合は「近接型」から元の「基本型」へと切り替え可能で,さらにLv50になれば,Lv35の時点で選ばなかった,もう一方の「遠距離型」も学習可能となるのだ。
各フェーズには,固有の名前が付いており,場面に応じて追加効果の得られる「フェーズ特性」と,2種類の固有スキルが設定されている。例えばソーマの近接型フェーズである「ヴォルティックファイター」は,「モンスターからダメージを受けると,一定の確率で特定のスキルのディレイがリセットされる」という効果の特性を持っており,固有のスキルとして「ライトニングスマッシュ」と「パワーディフェンス」が使用できる。
RMT