ネクソンは,運営中のオンラインアクションゲーム「
アラド戦記 RMT」において,
11月24日に
大型アップデート“セカンドインパクト”を実施する予定だ。このアップデートは,これまでファンが待ち望んでいた
“全キャラクターのスキルの見直し”を含む,かなり大がかりなものとなる。本稿では,多くの要素からなるこのアップデートのアウトラインを紹介していこう。また今回,来日した本作の開発会社
韓国Neopleのスタッフにインタビューすることができたので,ここではその内容も盛り込んでお伝えしていこう。
ところで,プレイヤーならご存じかと思うがアラド戦記では先月,少し慌ただしい動きが起きていた。10月20日から行われたイベントにおいて“武器強化関連アイテムが出現する壷”が販売されたのだが,強化失敗時のデメリットが極端に少なくなる高性能アイテムの出現率が高く,それまで強化に腐心していたベテランプレイヤーから不満の声が挙がったのだ。これについては一部アイテムの設定に不備があった旨のアナウンスがあり,すぐに販売を停止するなどの対応が行われた。だが,釈然としない気分がまだ胸に残っているというベテランプレイヤーはいるかもしれない。
他方,こちらでお伝えしているように本作では11月5日から8日まで,“ファーストサーバ公開テスト”が行われた。ネクソンによれば,“セカンドインパクト”アップデートの内容を一般公開前にテストして,より完成度を高めるために行ったもので,先の強化アイテムの件とはまったく関係はないとのこと。テスト期間中はサーバーが頻繁に落ちるなどテスターに迷惑をかけてしまった部分もあったが,おかげでそういった問題を洗い出すことができ,それらを新要素の完成度の向上に生かすことができそうであるとのことだ。
そして,本稿における開発者へのインタビューは,それらが行われるよりも前である2010年10月18日に,セカンドインパクトの概要を教えてもらった上で実施したものである。本稿後半にはプレイヤーが気になっていることについての質問を掲載するが,そこでも先の件については触れることができなかった。その点はあらかじめご了承を。
RMT