FF11の世界では、各種族の関係を紹介します。タルタル族とミスラ族の関係について、魔法に長けたタルタル族と身体的に優れたミスラ 族は、互いを補完する存在として認識し、古くから良好な協力関係が築かれてきました。 ウィンダス連邦は、実質的にはタルタル族の運営する国家ですが、定住を嫌うミスラ族は、土地に煩わされることを嫌うため、それで全く構わないのです。
ヒューム族とガルカ族の関係はガルカ族とヒューム族は、一見したところ、バストゥーク共和国内で協調関係を築いていますが、実際には価値観を異にすることも多く、小さな衝突が絶えません。 また、工業技術が進み、ガルカの職人よりもヒュームの技師が尊ばれるようになった昨今は、歴然とした貧富の差が生じ始め、さらに互いの溝を広げてしまっているようです。タルタル族とエルヴァーン族の関係はかつて、サンドリア王国が隆盛を誇った頃、エルヴァーン族は何度もジュノ海峡を越えてミンダルシア大陸に進入してきたため、互いに余り良い感情を抱いてはいませんでした。しかし、クリスタル戦争の時、対魔法装備をした獣人の激しい攻撃にさらされ、危機に瀕したウィンダス軍の砦に対し、サンドリアの王立騎士団が遠路救援に駆けつけ、壊滅的な打撃を受けながらも共同で護りきる、と云う事件があってからは、いけ好かないけれども信頼にたる民族として捉えている者も、互いにいるようです。
エルヴァーン族とヒューム族の関係はエルヴァーン族とヒューム族の仲は、同じ大陸に割拠する民族として、中原の覇権を巡って度々争った過去があるため(コンシュタット戦役等)、決して良好ではありません。エルヴァーン族は歴史の浅いヒューム族を見下す傾向があり、一方のヒューム族も、時代遅れの民族としてエルヴァーン族を見ているため、同盟が成立して二十年以上を経た現在でも、心の溝は中々埋まらないようです。ヒューム族とタルタル族の関係はヒューム族は、元々海洋民族だったため、同じように海に面して居住していたタルタル族とは、古くから良好な関係が築かれていました。 しかし、近年のヒューム族の技術偏重主義は、自然を重んじるタルタル族にとっては好ましいものとは云い難く、鉄の臭いがする、とヒューム族を忌み嫌うタルタルの老人も増えてきました。