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RMT信長の野望 RMT

戦国群雄伝
投稿日時:2009年12月13日

信長の野望?戦国群雄伝』(のぶながのやぼう?せんごくぐんゆうでん)は、1988年に光栄(現コーエー)から発売されたパソコン用歴史シミュレーションゲームで、信長の野望シリーズの3作目である。単に「群雄伝」と略されることもある。後にMSX2やファミリーコンピュータなどで発売された。携帯電話向けアプリとしても移植されている。Windows版はコーエー25周年記念パックのVol.4に収録されているものはPC98版復刻で、定番シリーズのものとは別である。音楽は菅野よう子が担当している。

本作をベースにしているゲームボーイカラー用ソフト「信長の野望 ゲームボーイ版2」についてもこの項で簡潔に述べる。

概要

戦国大名を選び、全ての国を攻め取り、全国統一を目指すゲームである。

前作からの改良点は第一に、後のシリーズでは標準ルールとなる、配下武将の概念ができた。全国で約400人の実在武将が各地で大名の 下に配置され、各武将の行動力パラメーターが規定値に達すると、各武将に何回でもコマンドを実行させることが出来る。ただし、行動力の回復は毎月武将の政 治力の30%ずつ(最高200)なので武将の政治力の高さは重要である。次に、戦闘の野戦に朝、昼、夜の概念ができ、夜には敵部隊に夜襲を仕掛けることも できるようになった。さらには篭城戦も登場した。

内政のコマンドも幅が増え、戦闘に徹して領土拡張するか、内政をじっくりやるかプレイヤーの自由度は大きくなった。このように多くの新要素が盛り込まれた本作だが、容量不足のためか、東北と九州の大名がカットされた。

また、前作同様、歴史イベントとして「本能寺の変」を発生させることができた。隠しイベントであり、本能寺の変イベントはその後のシリーズにも収録される定番イベントの一種になった。また、強大な勢力を持った大名に幕府より追討令が発せられることもある。

前作に比べてBGMの数も増えており、織田信長専用のBGM(通常時、戦闘時とも)も用意されている。一般大名のメインテーマや機能コマンドのテーマなど、その後のシリーズでもアレンジされて繰り返し使用されている曲もある。

本作で初めてとなった要素が多かった今作だが、容量の関係から登場する舞台が関東から中国?四国地方までになっており、東北や九州が省略されているために伊達氏や島津氏などは登場していない(伊達氏からは伊達成実が浪人として登場している)。

また合戦において野戦での夜以外は1ターンで移動先で追撃ができないため、攻め込まれた時に自国の城が1本道なら篭城戦で1の兵力(100人)であっても、敵部隊に隣接される度に1マスずつ逃げて30日持たせれば守備側の勝利に導くことができるテクニックがある。。

配下武将の登場

本作以降の作品より大名だけではなく、配下武将も登場するようになった。だが武将の顔グラフィックは、専用のものが用意されているのは大名と各地の有名武将のみであった。それ以外の武将は、幾つかパターンが用意されている物に、髭を足したり目つきを変えたりして区別していた(いわゆるモンタージュ顔)。パソコン版は機種によって解像度が違うため、顔グラフィックに200ライン用(PC-88、MSX2など)と400ライン用(PC-98、X68000など)があり顔つきが若干異なる(攻略本では400ライン用のものが掲載されている)。石田三成、前田利家、黒田官兵衛など一部の武将の顔は400ライン用では全面的に作り直されている。畠山義綱など以降の作品のもとになっている顔グラフィックもあるが、前田利家や丹羽長秀などかけ離れた顔をしている武将もいる。

戦闘時の兵種は騎馬足軽鉄砲の3種で各武将の兵種は最初から決まっており、変更はできない。シナリオ開始時の大名の兵種は基本的に「騎馬」だが、佐大夫(鉄砲)や本願寺光佐(足軽)といった例外も存在する。また、シナリオ1とシナリオ2では兵種が違う武将も一部存在する(例えば羽柴秀吉はシナリオ1では足軽だがシナリオ2では騎馬である)。

一国の統治には必ず武将が1人必要で、武将